尿酸値が高い時はコーヒーが効果的!? 知っておくべき注意点

尿酸値とは、血液中に含まれる尿酸の量を示す値です。この値が7.0mg/dlを超えるような状態を、通常、尿酸値が高い状態といい、痛風や尿路結石などの様々な病気の原因となります。尿酸値は、暴飲暴食や、運動不足、肥満、ストレスなど色々な原因で上昇します。

 

尿酸値が高いとコーヒーが効果的!?

尿酸値を低くする効能があるといわれているのが、コーヒーです。カナダの大学の実験でも、毎日コーヒーを飲むことで、尿酸値が低減したという結果が確認されています。コーヒーに含まれているどのような成分が、効果を生むのでしょうか?

 

実は、諸説はありますが、まだはっきりした原因は究明されていません。

 

体内で生成された尿酸は、主に尿に溶けて体外に排泄されます。コーヒーに含まれているカフェインには、利尿効果があることで知られています。尿の量が増えることによって、体内の尿酸が同時に排泄される量が増えるため、尿酸値の低下に効果があると推察されています。

 

また、コーヒーに含まれているカフェー酸やクロロゲン酸という抗酸化物質が、肝臓の働きを高め、尿酸の生成や排泄量に影響を与えて、血中の尿酸の量を減少させる、という説もあります。

 

知っておくべき注意点

砂糖は、肝臓で分解される際に尿酸の生成が促進されるため、尿酸値の上昇の原因となります。一方で牛乳は、アルカリ性食品であり、尿をアルカリ化させる作用があります。尿酸はアルカリに傾いた尿に溶けやすい性質を持つので、アルカリ性食品は、尿酸の排泄を促進させ、尿酸値を低減する効果があるといわれています。従って、コーヒーを飲むときには、砂糖やシロップは入れずに、ミルクを入れて楽しむのが、尿酸値の低減には効果的だといえます。ケーキやお菓子と一緒に飲むのは、砂糖の取りすぎにつながるので、避けた方が良いでしょう。

 

また、コーヒーに含まれるカフェインは、胃液分泌を促進するため、消化性胃潰瘍を助長することが懸念されます。タンニンなどの成分は、鉄イオンと化合して難溶性物質となりますので、鉄分の吸収を妨げ貧血を誘発する場合もあります。利尿効果も、いきすぎると逆に血液中の水分が減少し、尿酸値を高める要因となります。

 

尿酸値の低下を期待するあまり、過剰な摂取を試みると、思わぬ副作用をもたらすことになりかねません。コーヒーを飲む場合は、効能はあくまで副次的なものとして、一日に数回、味と香りを楽しむ程度とする姿勢が肝要といえるでしょう。

 

まとめ

コーヒーは尿酸値の低下に効果的との実験結果
砂糖は入れずに、ミルクは入れて飲もう
飲みすぎは副作用の元、ほどほどに楽しみましょう。